園長のメッセージ
「みてみて!」「これなあに?」「どうなってるの?」「おもしろい!」…
子どもたちの『あそび』を見ていると、興味をもつこと、疑問をもつこと、探求すること、面白がること、この4つが常に循環しています。
特にこの循環が起きやすい環境…それが裏山の自然環境です。
澄んだ空気、鳥や虫の声、葉っぱや土の匂い、色とりどりの花や木々の葉、ツルツルした石、でこぼこした地面…
この恵まれた環境で、五感をたくさん使って遊ぶことは、子どもたちを最も「子どもらしく」させてくれます。思いきり人とかかわり、思いきり体を動かし、思いきり夢中になる…。
そうすることで幼児期の成長に欠かすことができない『実体験』を積み重ねることができます。その経験は、人間形成の土台(根っこ)ともいわれる『非認知能力』(想像力・創意工夫する力・探求心や表現力・協調性・思いやり・意欲・積極性・乗り越える力・粘り強さなど)の育ちとなります。
自分の力で好きなことを見つけ、やりたいことを求め、行動することで様々なことを感じる。
そんな環境をたくさん準備し、子どもが子どもらしくいる場所を大切にしています。
上田女子短期大学附属幼稚園の教育のモットーは、『あそび=学び』です。
園長 新増 由香