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第34回総合文化学科公開講座1
「外から見た日本語、内から見た日本語」
ゲーテ曰く「外国語を知らないものは、自分の国語について何も知らない」(『箴言と省察』)。
これは、自国語への愛と認識を深めるのが、外国語学習の意味の一つと言い換えられるコトバです。
その外国語として日本語を選んだ、「元学習者」の方々に、自国語との対比で浮かびあがる日本語の特徴について語っていただき、母語である日本語を見つめる機会を持ちたいと思います。 -
日程・内容
1
【日時】
9月6日(金)13:00~14:30【テーマ】
韓国語から見た日本語【内容】
近い国だけあって、日本と韓国は良く似ているところがあります。10年ほど前に流行った韓国ドラマ「冬のソナタ」がきっかけとなって、韓国に関心を持つ人が増え、韓国語を習う人も多くなりました。韓国語学習書や韓国語に関する序文には、必ずと言っていいほど「韓国語と日本語は良く似ている」と書かれています。語彙こそ異なるものの、語法・言葉の性格には、そうした面が見られます。例を挙げながら、日本語と韓国語の似ている所を探します。【講師】
裵 湖珠(上田女子短期大学講師)2
【日時】
9月12日(木)13:00~14:30【テーマ】
中国語から見た日本語【内容】
「日本語の難しさ」についてお話ししようと思います。具体的には(1)同じ意味を表す言葉がいくつもあり、その使用上のニュアンスの違いがわかりにくいこと。(2)中日の漢字と漢語の比較。(3)語順と助詞。(4)外来語。などです。(李)
通訳という仕事を通じて、感じていることがらについて、お話ししたいと思います。場面にふさわしい表現を探すことの難しさや、笑いのツボのずれ、などについて、取り上げる予定です。(王)【講師】
李 亜雲
王 文博
(上田女子短期大学外国人特別研究生)3
【日時】
10月3日(木)13:00~14:30【テーマ】
日本語面白ゼミナール【内容】
日本語を外から見つめることで、浮かび上がってくる様々な特質について、整理してみたいと思います。日本語を外国語として学ぶ皆さんからは、日本語を母語とする私たちが思いもつかないような疑問が投げかけられます。たとえば、「水が飲みたい」「水を飲みたい」の対比から、助詞の使い分けについて考えるというのは、国語教育よりも日本語教育分野の得意とするところです。【講師】
大橋 敦夫(本学教授) -
申し込み
主催
上田女子短期大学総合文化学科/共催:上田情報ライブラリー
会場
上田駅前ビル「パレオ」2階 会議室
定員
60名(定員になり次第締め切らせていただきます)
受講料
無料
申し込み
8月30日(金)までに、ハガキ、FAXまたはメールで、「第34回 外から見た日本語、内から見た日本語 受講希望」・住所・氏名・電話番号を明記の上、下のあて先までご送付ください。
〒386-1214 上田市下之郷乙620
上田女子短期大学 エクステンション委員会
e-mail:adoffice@uedawjc.ac.jp
TEL:0268-38-2352 FAX:0268-38-7315(お申し込みいただいた方の個人情報は厳重に管理し、適切に取り扱いさせていただきます)
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